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私の考える住宅

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住宅の本当との出会い

私は両親が建築した家に普通に住み育ち
築百年以上経った祖父母の家を、何の疑問もなく訪れていました。

そう、1997年にフランスを訪れるまでは... 。

フランスで宿泊したホテルは、サンルイ島の中に建つホテルでした。
200年以上前に、貴族の屋内テニス場として使われていた建物
リフォームを繰り返し、今ホテルとして使われています。

そのホテルのオーナーマダムが、自慢気に喋る建物の歴史を
聞いた時から私は住宅に対して、様々な疑問をもつようになりました。

時間がつくる 凛 と 風合い

家は人が死ぬまで必要とするものです。
それなのに今の日本の住宅耐久年数は、世界評価でたった26年。

テレビからは、リフォーム予算1000万円...
そんな金額があたりまえの様に番組として放映され
金額よりも Before After の変貌に目を奪われてしまっています。

そんなリフォームに出て来る家の築年数は
“30年...  35年...   40年...”

私の祖父母の家は、百年経った今も 凛 としています。私に住宅の本当を教えてくれたフランスのホテルには 風合い があります

住宅も人間と同じように
時間だけがつくり出す事のできるものがあります。

でも残念ながら、今の日本で建築される家の多くは、
時が経つと朽ちてしまいます。

私は、人が時を重ねるごとに作る思い出と同じように
家も時を重ねるごとに、そこに住む家族を映し出すような
そんな“凛”や“風合い”をもつ家を
子供たちに残してあげたいのです。

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